政治の世界はまだまだ男性社会であり、いまだに議会には女性がほんの一握りしかいないし、行政の執行部もほとんどが男性です。女性なら誰でも良いとは思いませんが、社会の仕組みを決める場所として、やはりこの割合は不自然です。女性がそうした立場に入ることの難しさが、日本の社会の中にはまだまだ残っているのです。そうした中で、生活者ネットワークは女性が議会に参加するためのハードルを低くし、身近な地域でていねいな政策づくりをしています。
江戸川・生活者ネットワークを設立して17年目になります。1991年にはじめて仲間を区議会に送って以来、生活者の視点を大切にして、議会で発言してきました。まちづくりは、市民が主役です。子どもの問題やごみの問題、介護の問題など、身近な生活の中からの地域の方のご意見をもとに、市民政策をつくり、議会に提案しています。また、地方自治としての政治を政党や政治家におまかせせず、十分な情報公開とともに、行政の計画策定や施策に市民自身が直接参加できるしくみを求めてきました。
設立以来、ローテーションを実践することによって、これまでに4人の議員を生み出してきました。現在、2人の女性議員が議会活動を行なっています。
4月の22日、江戸川区議会議員選挙が行われ、改選となります。
2期8年勤めた現職の藤居阿紀子に替り、私が議会担当として市民の議席を守っていきます。多くの方々の意見や提案をいかすことができるよう、区政に参加し、活動していきます。