伊藤ひとみ と交代します!

江戸川ネットの2期8年で議員を交代するルールのもと、今回の選挙で伊藤ひとみと交代することをめざして活動をすすめてきました。

生活者ネットワークは、自治体議会にのみ議員を送り出す地域政党として、市民が立ち上げた団体です。政治を行政や政治家にお任せにしない、より多くの市民が政治に参加する仕組み(受け皿)としての役割を果たしています。「情報公開」と「市民参加」は、生活者ネットワークにとって、欠かせない仕組みです。自分たちが暮らすまちを住みやすくするために、行政が主体となって行うまちづくりに、市民参加の仕組みを取り入れ、「大事なことは市民が決める!」を実現させるために活動をしてきました。みなさんの声を反映するために議員を送り出し議会での活動を行っています。 

また、生活者ネットワークの大きな特徴のひとつが、「議員の交代制」です。一人の議員が長く続けず、議員が持つさまざまな特権を個人のものにしない、「市民の議席」として大勢の市民が使いこなすことをめざしています。江戸川では、2期8年で交代し、これまで25年間で、5人の女性議員を誕生させてきました。地盤・看板・かばんを頼りに議員になるという、いまだに続いている日本の古い政治を変えていくために、きっぱりと交代します。議員経験者は、それぞれ得意とする分野で、市民活動やNPOの活動に関わることで、市民活動のすそ野を広げる役割も果たしています。 

今の国の状況を観ていると、戦後70年と言いながら、実際には戦前の状況がつくり出されてきています。安倍首相は「日本会議」という団体の演説のなかで、4月の統一地方選で勝利することで、力を見せつけ日本を変えていく筋道をつけると話しています。今度の選挙は、地方自治に関することだけにとどまりません。数の力を頼みに、平和な社会が失われようとしているこの状況を私たちは、見過ごすわけにはいきません。 

江戸川区議会でも数の力で、今後は1人の会派は会派として認めず、1人の会派はすべて無所属を名乗ることを、議会運営委員会の理事会で決めました。来期の議会運営を今の議会が決めることは問題です。この理事会、少数の会派は参加することができません。国だけでなく地方自治においても大きい会派は数の力で自分たちの利益のために活動しているのです。 

江戸川区議会の定数は44ですが、そのほとんどを政党の議員が占めています。しかし、国民の政党支持率は、3割とも2割とも言われています。江戸川区に暮らす67万人の区民は、それぞれ多様な生活をし、地域や生活の課題にぶつかっています。江戸川区議会も、67万人の暮らしを比例代表するような、多様な人たちで構成され、十分な討議のできる議会へと改革していかなければならないと考えます。 

生活者ネットワークはこれまで、区からの提案に対してよいものはよい、ダメなものはダメと是々非々の考え方で臨んできました。党利党略ばかりを優先する政党とは違い、住民の方々が必要としていることを考え、議会での議論に臨んできました。現在の区議会には、生活者ネットワークの議席が貴重な存在だと確信しています。