清新町 学校統合に関する合同会議 ~学校名公募結果について傍聴記~

清新第二小学校と清新第三小学校の統合にともなって、1月26日~2月19日の25日間にわたって新しい学校の校名が公募されていました。その結果が、2月25日に開かれた「第7回清新町地域の小学校統合に関する合同会議」で報告されました。

応募総数601通、198案で、在校生が43%、卒業生が10%、保護者が16%、関係者、その他などで31%、関係する学校で見ると清新第一・第二・第三小学校の関係者が83%と大勢を占めていました。

合同会議では、198案のなかから、既存の校名になっているものや特定の団体などを連想させるものなどを除くなど議論して、「清新さわやか小学校」「清新やまびこ小学校」「清新あおば小学校」「清新ふたば小学校」の4つを、合同会議での候補として提言することにしました。

新しい学校の開始に向けて、今後は校歌や校章を決めていくことになります。清新町では、地域で検討を重ねて進めていく方法がとられましたが、平井地区では平井第二小学校が平井南小学校に統合され、校名の「平井南小学校」がそのまま継続することになります。

今後、江戸川区では年少人口の減少から統廃合がすすみ、江戸川区の「今後の区政に関する主要課題」において「区立小・中学校の適性配置について」で、現在73校ある小学校を56~67校に減らしていく計画になっています。学校は避難所でもあり、地域の方々が学校開放などで利用して集う場でもある地域の財産です。「その地域にあったやり方で統合を進めている」と教育委員会は言いますが、教育委員会が統合の方法を決めるのではなく、その地域に住んでいる方々も含めて決めるべきだと考えます。