スーパー堤防について  ~予算特別委員会報告⑤&議会ニュース~

質問  スーパー堤防と一体化したまちづくりをしている北小岩1丁目東部地区について、換地設計案の供覧が終了した。本会議での質問時に、換地される当事者にとっては、自分が今後住むところの高さとか、位置など具体的イメージとして知りたいと考えるのは当然で、本会議において、住民にはせめて盛り土したあとの立体図案や模型を示すべきと申し上げた。現状はどうなっているか?

  模型で個別に示す。まちづくり事務所に100分の1の模型を作製して誰もが見られるようにする。

 意見・質問  住民には、どんなまちになるのか、全体像をつかむことが大事。共通認識として、関係者みんなで把握することが必要。模型を使って、住民には、盛り土についてしっかり説明することを要望する。時期については、いつごろか?

  4月ころを予定。

 質問  堤防の補修に関連して、スーパー堤防と一体となった土地区画整理地については、当該地は、個人の私有地でありながら、国の堤防であり、正式には高規格堤防特別区域となる。堤防である以上、当然、補修の対象ともなるはずだが、堤防の上にまちをつくってしまっては、どのように補修していくのか。

  そういうことにならないように、しっかりやる。

 質問  しっかりやったはずの津宮(つのみや)や須賀地区で地震によって、スーパー堤防が崩れた。同じように盛り土の上にまちをつくり、住むことについて住民の不安は理解できる。最近はゲリラ豪雨といわれるような激しい雨の降り方をすることもあり、傾斜がゆるいから水は流れるとは言っても、土壌に浸みこむ。安全かどうか確信がもてないものの上に家を建てて住みたくはないと、建設委員会に、盛り土をしない区画整理でまちづくりをするという当該住民からの提案の陳情が出された。用地買収もなされ、仮換地処分も進んでいる上では、土地区画整理はすすめる必要がある。もともと地盤の高い地であり、地盤の強固な土地でもある。平地での区画整理を希望する声に対し、検討の余地を伺う。

   スーパー堤防と一体化したまちづくりがいちばん

 意見  買収に応じ、転居してしまった権利者も20名ほどいると聞いている。こうした空地を利用して、区画整理をすれば、道幅の狭さなど、区がまちづくりの課題としていたことも解消され、まちづくりをすることができる。

 まちづくりはまちづくりで行い、堤防強化が必要な箇所は、最小の費用で最大の効果があり、長い年月を要さないもの、そして住民に過大な負担をかけないものを選択すべきであり、鋼矢板やソイルセメント連続地中壁を堤防中心部に設置するハイブリッド堤防などの採用を検討すべき。

第1回定例本会議での予算特別委員会報告のニュースを作成しました。

2013 4 議会ニュース 表

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