放射線測定をしている住民の方々が、木の茂みや落ち葉のたまっているところなどを計ると、周囲より線量が高く出るので、自主的に落ち葉も清掃していると聞いていたので、区がどのように考えているかを確認したのです。
実際、先週17日(日)夕方、公園を清掃していた方々に話を伺ったところ、清掃の前と後では線量が半分に減ったところもあったそうです。清掃して集めた落ち葉は、事業団が回収してくれることになっていました。
委員会で環境促進事業団の局長は、これまでは公園の落ち葉をそのままにして腐葉土を作っていたが、今回は放射能のこともあり、腐葉土を作っていて落ち葉がそのままになっている公園(10ヵ所くらいあるとのこと)については区が清掃すると答弁しました。また、局長は「自主清掃の落ち葉の処理は、事業団に連絡いただければ回収します」と回答しています。
環境促進事業団には、①環境推進課と連携して、線量の高い公園での放射線の測定を実施すること、②回収した落ち葉に関しては、放射線量を測定し、安全であることをきちんと確認したうえで腐葉土を作ること、③線量が高い場合は区として責任もってきちんと処理させることを要望しました。
子どもたちは、木の茂みや落ち葉で遊ぶのが大好きです。夏休みが始まって元気に外で遊ぶ子どもたちのためにも、すべての公園の放射線量の測定は必要ですし、数値が高い場合の清掃作業を早急に行う必要があります。区と区民の協働を謳う江戸川区なのですから、住民の方々の自主的な測定や清掃作業には積極的に協力して、少しでも早めの対策を講じるべきです。