この10年ほど、青少年育成のための地区委員会や小学校・中学校のPTA、「すくすくスクール」などをとおして、子どもたちのために何かできることを、と活動してきました。
みなさまご存じのように、江戸川区には文部科学省が、いわゆる「放課後子どもプラン」を提唱する際に参考にした「すくすくスクール」があります。子どもたちが放課後、安心して安全に過ごせる場を提供しようと始められたものです。そこで、子どもたちと日々接していると、子どもたちをとりまく環境には、様々な要素が絡みあった問題が含まれていることを感じます。教育そのものに関する問題だけでなく、家庭・家族に関すること、住んでいる地域や周りの方々に関すること、そして自然環境に関することなど、細かく挙げていけばきりがありません。子どもたちに関わる問題は、イコール家庭の問題・地域の問題ひいては社会・経済までもが関わってくる問題でもあります。
「江戸川・生活者ネットワーク」の活動はほんとうに私たちに身近な、地域に根ざしたものだと感じていますが、自分が議員として活動するなどということは夢にも思わなかったことでした。「私にできることがあるのか?」「応援してくださる方々の声を、きちんと反映させる代理人になれるのか?」疑問符ばかりが頭を行き交い、考える時間が必要でした。そして、これまで私がしてきた活動を振り返り、「次の世代を担う、たいせつな子どもたちのために健全な将来を手渡してやりたい」という思いを、改めて強く意識しました。
今回のチャンスは、これまで私が携わってきた活動の集大成の場を与えられたと感じております。私がこの地域のために、子どもたちのために、できることがあるならば、代理人と位置づけるネットの議員として、やれるだけのことをやってみようと考えております。これから学んでいかなければならないことは数多くありますが、「江戸川・生活者ネットワーク」の一員として、みなさまの声をきちんと反映できる代理人になれるよう、勉強し、活動し、声をあげて、しっかりと地域に根ざした活動をしていきたいと思っております。