すくすくスクールの現場から

 各地域の生活者ネットのメンバーが「清新三小すくすくスクール」の視察に。⇒

 現在、すくすくスクールには、さまざまな個性の子どもたちが参加しています。その中で、障がい児の登録については個々に保護者とも相談しながら、その子どもにとってどのような放課後の過ごし方が適切かを考慮して参加してもらっています。今回の藤居あき子の議会質問にあたり、このような状況も含め、現場から
見えてきた課題を提案に盛り込んでいきました。
 来年度から本格的に特別支援教育が始まります。これまでの障がい児の定義に含まれていなかった、学習障害や高機能自閉症などの発達障害も、その障がいの状況に応じて特別な指導の対象となり、「支援を必要としている子」として対策が講じられることになります。江戸川区では、これまでの身障学級を特別支援学級として、さらに増設していく方向にあります。放課後においても障がい児の受け入れについて抜本的に検討していかなくてはなりません。
国が打ち出した「放課後子どもプラン」は、江戸川区の「すくすくスクール」がお手本になっています。放課後対策でトップランナーになっている江戸川区が、今後とり組むべきは文字通り「全児童対策」です。障がいをひとつの個性としてとらえ、障がいがあっても、一人ひとりの個性に見合った対応をしていくことが、自治体としての政策課題です。

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2007年4月に向けて