伊藤ひとみ・本西みつえ       新人2人にバトンタッチしました。

 1人では会派名を名乗ることができなくなってしまった今期の江戸川区議会で、「絶対2人の当選を!」と江戸川・生活者ネットワーク全員で臨んだ統一地方選が終了しました。責任が果たせてほっとしたというのが正直なところです。江戸川区議会は定数44人のうち7人が新しいメンバーになりました。新しい人たちが活動することで、議会を活性化していくことができます。これからも、私たちがこれまでめざしてきた、開かれた議会にするために活動していきます。

 生活者ネットワークの議員は、新人とはいっても、生活者ネットワークのメンバーが一緒に活動し、議会担当の2人をしっかりと支えます。これまでの議員経験者だけでなく、地域で活動している仲間たちがみんなで協力します。私自身は、事務局として、今後は、もっと生活者ネットワークの考え方をPRすることに力を入れたいと思います。選挙戦を通じて、「政治」ということばに、とても悪い印象をもっている人が多いと感じました。「政治は生活をよくするための道具であり、それをみんなで使いこなすこと」という生活者ネットワークの信条は、なかなか伝わりにくく、選挙のときだけではなく、普段の駅頭での議会報告やコミュニティ会館などでの議会報告会など、機会あるごとに説明していかなければならないと改めて感じました。

 私たちの活動は、議席を特定の個人のものとしないで、みんなで交代して議員になることで議員のもつ調査権などの特権を使いこなし、議員を交代したあとは、その経験を活かし、それぞれの活動で地域社会に還元していくものです。政治を他人任せにしないということは、議員を交代することで、より多くの人たちが政治に参加する機会を広げるということもありますが、加えて、有権者は、自分が選挙で投票した議員がどのような活動をしているかをチェックすることも必要だと考えます。インターネット中継される本会議だけでなく、文教委員会や福祉健康委員会などの常任委員会や、特別委員会などの議員の発言についても、HPを見られる環境にある方は、ぜひチェックしてみてください。私たちも、議会がより身近に感じられるように、今後も議会ニュースの発行や議会報告会の開催を増やして、生活者ネットワークの活動を広く知らせていきたいと考えています。

 みなさんの声の代理人として、2人が活動をしていくために、ぜひご意見・ご提案を江戸川・生活者ネットワークにお寄せください。