消防団に入団する方が少なくて、苦労されているという話もお聞きしました。私の住んでいるところは団地ですが、消防団という組織をよく知っている方は少ないように思います。自治会のあるところでは防災訓練や火の用心のパトロールを行っていますが、いざ火事というときに、初期消火や火事の後始末など身近なところで活動している消防団があることは心強いことです。安全に安心して暮らせるように、自ら地域で防災活動をすること、それが消防団の存在意義でしょう。しかし、行政の下部組織的なイメージがあることも否めませんし、それが、町会や自治会と同じく、参加意識が薄れている原因のように思います。
身近に火災を含め防災を意識することが何より必要ですし、災害時の自助・共助など、地域で自分たちのことは自分たちで守る、そして助け合う関係をつくっていくための活動が必要です。
写真は式典の最後に演奏してくれた、南葛西中学のウィンドオーケストラです。