「江戸川区の国際化とコミュニケーション」「江戸川区外国人登録の経緯とアジアの教育事情の比較」など、アンケートや実地調査の結果をもとに、区内の状況を分析して話してくださいました。
江戸川区在住の外国人の方々は、年々増えています。いちばん多いのは中国人の方々で、次に韓国、インドの方々と続きます。インドの方々は、人数は3番目ですが増えている割合はいちばん多いそうです。
コミュニケーションをとるための一手段としての挨拶の大切さ、各国の小中学校の授業時間数の比較など、グラフや表を用いての視覚的な資料でわかりやすく説明してくださいました。驚いたのは、どの学校も日本の小中学校より授業時数が多く、英語や数学・理科に重点をおいているところが多かったことです。時間数が多ければよいというものでもないでしょうが、時間も40分だったり45分だったり、午後は短くするなど、いろいろ工夫されているようでした。
調査・研究の内容もさることながら、なによりも総合人生大学の方々の熱心さとバイタリティに圧倒されてしまいました。人生大学を卒業されてから、NPOをつくり、地域でいろいろな活動をしていらっしゃる方も大勢います。
総合人生大学が、市民活動を支えるパワフルな人材を集め、その成果は江戸川区の財産だと思いました。もっともっと活躍の場を広げていっていただきたいと思いました。