どうしてますか? プラスチックごみの分別

12日(月)に江戸川区でこの4月から稼働している中間処理施設「江戸川環境保全事業協同組合 江環保エコセンター」を見学しました。江戸川ネットのホームページに詳しいことが載っています。

この4月から、ごみの分別方法が変わってプラスチック製品は埋め立てごみではなく、資源または燃やすごみになりました。分別方法が変わって戸惑っている方も多いようです。
まず、資源プラスチックとして出せるものは容器リサイクル法に基づいてプラマークのついた容器や袋に限られます。江戸川ネットのホームページにもありますが、市販されている炭酸カルシウム入りのごみ袋は容器包装リサイクル品ではないので、資源プラスチックとしての回収の対象にならないのです。
 もう一つ、レジ袋の問題もありました。レジ袋は江戸川区のプラスチックリサイクルに加えられていますので、コンビニなどでよく使われる小さな袋で資源になるその他のプラスチックを入れて出す方も多いかと思います。回収されたプラスチックは「江環保エコセンター」で人の手によって異物や汚れなどが選別されます。その前に、ベルトコンベアーに乗った回収プラスチックは破袋部を通過し、袋が破られる仕組みになっています。破れた袋を風で飛ばして中身と分けるので、そのときに入れている袋が小さいと破袋がうまくいかず、すべて資源化不適物になってしまうのです。入れる袋もプラマーク入りの大きめの袋がよいようです。

 11日(日)に行なわれた「清新・臨海地区ふれあいまつり」では、区の清掃事務所が「ごみの分別ゲーム」をやっていました。プラマークのついたトレー、ポテトチップの袋など、今まで不燃ごみだったものや間違えやすいプラスチック製品を分別するゲームになっていました。正解率は大人で50%だったそうです。小学生は4年生が環境学習でごみの分別を学ぶそうで、大人よりもよく知っていたそうです。

さて、クイズです。上記の2つ「プラマークの付いたトレー」「裏が銀色のポテトチップの袋」はどっちに分別されるでしょう?