議会の仕組みや議員が本会議以外に参加している委員会や審議会の審議の内容、視察の報告などに加え、初めて議員になって、驚いたことなども織り交ぜながら、いろいろな話をさせてもらいました。
おもに、私が所属している福祉健康委員会、行財政改革委員会、財産価格審議会について、どういうことをしているのかお話ししました。
福祉健康委員会では、おもに陳情審査をしています。「墨東病院を都立病院から独立行政法人にすることに反対する意見書を出してほしい」「妊婦無料検診の拡充を求めるもの」「区立幼稚園の民営化に反対するもの」など、多方面にわたって区民からの陳情が出されていますが、行政の側に陳情に関係した資料を請求したり、区の状況を聞いたりしたうえで、会派の意見を述べることになります。委員会ではもっと議員同士の活発な意見交換ができるような審議のあり方を求めていきたいと思っています。
財産価格審議会では、個人名が出され区内の土地や建物に関する売買や賃借の価格が適正かどうかを審議する会なので、各会派からの代表議員と行政の関連部署の担当者のみのメンバーで構成されています。個人の財産情報を扱うことから、ほかの委員会や審議会とちがってメンバー以外の議員さえも傍聴できません。専門的な知識が必要な分野でもあり、この審議会にも専門家や学識経験者を入れたほうが良いと考えています。
ホームページや「議会だより」などでも公開していますが、第4回定例会で代表質問にたちました。この本会議や決算特別委員会での質問を作る過程の話や、議会活動の中でどんなことに緊張したかなども話をさせていただきました。
区政を、議会を身近に感じてもらえるよう、このような報告会をこれからも開いていきたいと考えています。お忙しいこととは思いますが、機会がありましたら、ぜひ、のぞきに来てください。