初めての「総合防災訓練」参観!

大地震が発生したという想定で行われた総合防災訓練には1,400人あまりの人たちが参加しました。区と、各防災機関などがどのような連携をするのか知ることができました。
驚いたのは、第1陣の情報収集に、郵便局のバイクが使われることです。車より小回りが利くし、動きがとりやすいのは確かです。また、愛国高校の看護科の生徒さんたちが救護のお手伝いをすることも初めて知りました。ほかにも、江戸川で流された人の救助や足りない薬を補い合うための、お隣、市川市との連携もありました。先日起きた中越地震のこともあって、規模の大きさもさることながら、いざというときに行政はこういう動きをするのだということを知っておくのは必要だと思いました。

区の「総合防災訓練」は初めてですが、地域の防災訓練には必ず参加しています。近所の方々の顔が見える地域の防災訓練も大切です。なにかあったら周囲にいる人たちが助け合わなければなりません。また、現在、区内の公立小中学校には、災害時の備品として、毛布や投光器などが保管されていまが、一時的にでも避難してきた人たちのなかには、乳幼児もいれば、アレルギーのある人もいるでしょう。障がい者も、日本語のわからない人もいることと思います。災害時に避難してくるすべての人たちのための備品についても、考えていくことが必要だと考えています。

災害対策本部が設置されてから、被害現場に救助にいくまでには、ある程度時間がかかります。それまでは私たち自身で何とかしなければならないのです。日ごろから、身近なところで準備しておくことの大切さを改めて感じた、総合防災訓練の参観でした。