6月の活動報告その3

「葛西駅地下駐輪場」「CSまちデザインの授業」視察

お待たせしました。久々の更新です。6月の活動報告を3回に分けてアップしましたので過去ノートのチェックをよろしく。

6月28日(木)
「日本一の大駐輪場」
 現在建設中の葛西駅の地下駐輪場の視察に行きました。10,000台以上駐輪できる大規模駐輪場です。コンクリートでできた大きな筒型の収納施設が何本もできていました。コンクリート筒の中に1段18台の自転車が放射状に並びます。それが1本の筒に10段、地下1,580mまで掘り下げています。自転車を決められた地下1階の入り口まで持っていけばあとは自動で筒の中へ。ICカードを使用し、出し入れも10秒くらいというスピードだそうです。
 迷惑駐輪は何とかならないかという声を、随分聞きました。駅前の混雑緩和に一役かってくれそうです。

6月29日(金)
「生活クラブ『CSまちデザイン』の出前授業を参観」
 
 稲宮さんとネットの仲間と一緒に、池袋の高松小学校に行きました。「NPO法人コミュニティスクール・まちデザイン」のメンバーが6年生の総合学習で「食の授業」をしたのです。5回にわたっての授業の最後の1回でした。これまでの4回の授業で、食の大切さ、「地産地消」の意味と意義などについて学んでいたようです。
 6人1グループになっての授業です。各グループに1人担当の大人がついて、相談のときのアドバイザーになっていました。
今日の授業では、日本で、どれだけの食べものが無駄になっているか、また農業に従事する人が減っている現状についてなどを説明したり、30年前の食事やおやつなどの絵を見せて今との違いを考えさせたりしていました。子どもたちは、よく手を挙げて「魚のおかずが多い」とか「必ずご飯を食べている」「おやつにポテトチップスがない」などと発言していました。無駄になっている食べものの話では「冷蔵庫に入れて忘れられてしまった食べもの」「多く買いすぎでダメにしてしまったもの」など、私自身にも耳の痛い話もありました。遊佐のお米の生産者の方も来てくださって、つくっている側の立場から子どもたちに話をしてくれました。
 最後に農家の人たちに自分たちができることは何か。両親に頼めることは何か。国に何をお願いしたらよいかをみんなで考えていました。「残さず食べる」「買いすぎない」というものから「売っている野菜やお米の値段を上げて、上げた分を農家の人に寄附する」とか「国産品を買う」などいろいろな意見がでました。
 こういう授業を、江戸川区でもできるように、「生活者ネットワーク」でも考えていきたいと思っています。