『新春の集い』が終わって帰宅すると、久しぶりに教え子の高3の男の子たちが我が家を訪れました。そのうち1人は受験の真っ最中。思えば3年前、彼らが中3のころ、地域のお父さんたちが作った「走る愛好会」というグループに参加し、夜走っているので塾に行く時間がない。でも学校の勉強の補習がしたいと、うちに来て勉強し始めたのがきっかけだったように思います。
私が何を教えるでもないのですが、わからない問題にあたると一緒に解決方法を考えるという、のんびりした勉強会でした。今でも中3の息子の友だちなどが、時々うちにきてこんな形の勉強をしています。
急かされずに好きなだけ時間をかけて、時に友だちとわいわいがやがやと問題を解いていく、そんな時間が今の子どもたちにはないのだろうと思います。せめてうちに来たときぐらい自分のペースでのんびりと勉強してもらいたいと思っています。