学童登録児童の補食・給食費助成 廃止!!                       ~予算特別委員会 教育費審査より~

2013年3月13日 17時14分 | カテゴリー: 活動報告

 2月25日に始まった2015年度の予算編成についての審査が3月11日に終了しました。区の事業1364のうち216事業について見直した大幅削減の内容が盛り込まれた予算編成でした。

 特に、教育費の審査では、給食費の助成全額撤廃と「すくすくスクール」学童登録児童の補食助成廃止には多くの会派から質問がありました。

 給食費については、1人当り、小学1・2年生1,140円、3・4年生1,280円、5・6年生1,370円、中学生1,480円と23区ではとびぬけて多い助成をしていました。この助成廃止については、保護者への正式な通知は12月25日付のものが教育委員会から出されましたが、2学期の終業式に間に合わず、3学期の始業式に知ったという保護者もいました。4月から助成が廃止されることを1月に知った保護者もいたのです。

 江戸川区では、就学援助家庭には給食費は全額補助がなされ、その世帯数は全体の3割程度ということですが、就学援助にあたらない家庭で子どもが3人いる家庭では1ヵ月に3~4,000円の出費が増えることになります。事業見直しの視点のひとつ「23区のなかで特にサービス水準の高い事業」にあたるのでしょうが、子どもの多い家庭の家計に直接影響が出ることになります。99.9%の徴収率を誇っていた給食費ですが、未払い世帯が増えてくることも懸念されます。これまで区が誇りにしていた給食費助成事業をこんなに急に全廃するのではなく、激変緩和措置として段階を踏むことを強く要望しました。

 学童登録の補食廃止も大いに疑問のあるところです。教育長は、本会議で「これまで就学援助家庭に助成していた月1,700円の補食費を廃止する。補食は区の事業ではなく、保護者の自主運営。」と答弁しました。「すくすくスクール」の現場では、すでに補食廃止が知らされていたのですが、教育長の答弁から、自主運営しようという動きが保護者から起こったところもあります。

 補食を見直しの対象とした理由を聞きました。あまって捨てることがある、食べる時間が遅くなり、夕飯に影響が出てきた、食べる子食べない子の分け隔てが出てきた、補食を希望する児童が減少したことが答弁であげられました。しかし、あまるならあまらないように、食べる時間に問題があるならば、実情に合わせるなど工夫次第で何とでもなります。補食を希望する家庭が減ったのは、補食の時間を遅くするように教育委員会が指導したからで、それでも保護者の帰りが遅いなどの理由で、必要だから希望している家庭がある以上は、どんなに少なくてもやめてしまうべきではありません。

長く続いている経済不況で生活困窮家庭も、養育困難家庭も増加しているにもかかわらず、以前は子どもの成長に寄与するので必要だといっていた補食が、どうして今は必要ではなくなるのか?江戸川区学童育成補食費助成要綱のなかでも、補食は児童への福祉増進のためのものとされています。児童福祉法の観点からも補食は継続するように意見を述べました。