マイナンバー制度 ・ 公益財団法人になったボランティアセンター について 決算特別委員会 区民生活費

2014年11月9日 05時27分 | カテゴリー: 活動報告

区民生活費については、何がどうなるのかよくわからない個人番号制度(マイナンバー制度)に関して、区民への説明や情報提供について、また、今の住基カードの普及の低さから、区がどのように個人番号カードを普及・啓発していくのかの確認のために質問しました。また、ボランティアセンターについては、公益財団法人になったのに、ボランティアとイベントなどのマッチングと年1回のボランティアフェスティバルのように、これまで区がやっていたことと同じことをするのでは、民間にした意味がないと考え、当初、目標としていたボランティア団体同士の横のつながりを作るプラットホームになるとかボランティア団体を支援するということが実現できていないことから質問したものです。

住基カードとマイナンバー(個人番号)制度について

質問  まず、住基カードについて伺います。住基カードについて、自動交付機で住民票を取ると300円ですが、機械に要する維持・管理費を考えると、住民票1枚につき、どのくらいかかっているものなのか、概算でよいので参考までにお聞かせください。

答弁  昨年は1年で40,367枚、 発行単価は1枚当たり1,620円くらい。自動交付機にかかる費用は、10年で6億7,620万円、年間6538万7,000円 

質問  現状、有効枚数の割合は10%程度に過ぎないとのことですが、住基カードの状況をどのように分析し評価しているのでしょうか?

答弁  全国平均で5.2%、23区では中野区で12.5%、10%は他区と比べれば、それほど低い数値ではない

意見  たいへん便利になるという謳い文句で始めたカードでこの結果です。2016年1月以降、個人番号カードに切り替わることになります。区には、個人番号カードの普及については68%程度を目標にということで、江戸川区では46万枚が目標だとソンヒの審査のときにご報告いただきました。区民の利便性より、行政の管理に便利ということでは、番号が通知されても引き換えに来ないケースも出てくるでしょう。住基カードの二の轍は踏まないように、区民にとっても個人番号カードがどういうものか、また、その必要性をしっかり理解してもらい、事業として成り立たせる必要があることを申し上げます。

 個人番号カードは、さまざまな個人情報へのアクセスが可能になる番号です。今、住基と税についての個人情報保護評価が出されていますが、、これまでのシステムに問題ないから大丈夫ということでなく、他区(足立USB紛失、個人情報書類入り袋紛失など)では個人情報に関する情報が含まれたUSBを紛失するなど問題が起きたところもあり、システムの問題だけでなく、取扱いについても充分注意していく必要があります。

質問  社会保障の届け出の利便性や税金などの国民負担の公平性など、効率化が言われています。広報えどがわ10月1日号で「特定個人情報保護評価書(案)」への意見公募の記事が掲載されていました。

基本的なことを、確認させていただきます。まず、システムの改修費用はどのくらいでしょうか?改修にあたって、その手順や時期、計画など今、何をしているか、また、総合的所管課はどこになりますか?システム導入のために区はどのような準備をしていますか?

答弁  今年度、住基関係で2億7,290万円。手順は、来年度中に番号が国から通知されるので、区民に通知する。所管は、今のところ企画課が担当。

質問  導入後に組織変更はありますか?導入されて変わることは何でしょうか?マイポータル導入後に、各種申請制度の対応にどのような変更がありますか?

答弁  具体的にまだはっきりしていないので未定。インターネットなどで住民票などが取れるようになるなど区民にとって便利になる。マイポータルは国の概念なので、国の動きが確定するのを注視している。

質問  この「特定個人情報保護評価」は情報保護がきちんとなされているかを評価するものだということでしたが、どこで、どのようにして作成したものなのか説明をお願いします。

※特定の個人情報を保有する場合、その保護のための措置を講ずるために、特定個人情報へ及ぼす影響を、事前に評価すること。(個人番号法27条で義務付けられている。)

答弁  住民記録台帳については区民課、税については課税課が担当した。今後、医療保険など30種類以上のものが予定されている。

質問  区民には、どういう制度なのかがまったくわからないので、制度の周知が必要です。パブリックコメントを募集したあと、それに関連して予定されているスケジュールについてお聞かせください。

答弁 今月パブコメ終了後、公表。その後、見直し。それから、第三者点検を行う。

質問  第三者点検は、個人情報保護審査会が行うことになりますが、その個人情報保護審査会で行われる意見徴収などでの点検はどのように行われるのでしょうか?あと、さしつかえなければ、審査会のメンバーを教えてください。

答弁  これまでと同様の審査をする。メンバーは学識経験者、弁護士、マスコミ関係、商工会議所などから5名

質問  個人番号制度を導入するにあたって、個人情報保護管理に関することで条例などの改正の必要はあるのでしょうか?あるのであれば、どのように?なければその理由をお聞かせください。

答弁  ない。これまでの条例で対応できる。

意見  今行われているパブリックコメントやこの後の審議会での第三者点検が、私たち市民が参加できる唯一の公式の機会ですが、行政として丁寧に対応するためにも、早めの見通しをもっておくべきです。

また、今後、社会保障に関係してくることもあり、すでに住民記録にと税に関してのパブコメは行われてしまっていますが、区民にとって、よくわからないこの制度です。情報提供について最後に見解を伺います。

答弁  情報の充分な周知を心がける

 

 ボランティアセンターについて伺います。

質問  2013年4月から公益財団法人になって、具体的にそれまでと変わったところは?

答弁  広域性、他ボランティア団体との関係が希薄といわれていたので情報交換・交流の場を提供。

質問  現在、区の職員は何人いますか?プロパー職員は配置されているのでしょうか?区の職員のほかにどのような方が日常の業務に携わっているのでしょうか?

現在運営はどういう体制で行っているのでしょうか?公益財団法人になって運営にどういった工夫がありますか?

答弁 事務局に6人体制。固有職員3人、派遣3人。理事会が定期的に開かれ、運営について話合う。また、各ボランティア団体の代表の方の集まりもある

質問  今後、ボランティアセンターの目指す方向について、どのようにお考えでしょうか?

答弁  22団体が登録しており、横の連携をめざしていく。今後幅が出るようにネットワークを構築したい。

質問  区役所でも、出前ボランティア体験などをやってくださった江戸川区福祉ボランティア団体協議会とボランティアセンターとの関係についてお聞かせください。

答弁  協議会はボランティアセンターに内包されているもので、福祉関係の団体の集まり。出前ボランティアなど、積極的に活動してくれている。

質問  先ほどボランティアセンターが目指す方向について伺いましたが、活動している団体同士を仲介して、お互いのもつ力を強めるとか、発展していく基礎作りをする、いわゆる中間支援組織としての役割もできると考えます。ボランティア団体の中間支援組織としての役割についてはどう考えますか?

答弁  将来的には、そのようなことも考えられる。

意見  中間支援にもいろいろな方法がありますが、災害ボランティアの団体も新たにできたわけで、団体の立上げの支援やHPの作り方でもよいのですが、広報の方法などのノウハウを教える、助成金の情報などを伝えるなど、自立して活動できるような支援も考えられます。公益座談法人化されたことで、新たにこれまでより柔軟な活動ができるのではないかとたいへん期待していました。江戸川区の平成24年度から26年度までの実施計画のなかで、ボランティア活動のためのプラットホーム構築が言われていることは以前指摘させていただきました。これまで区がやっていたことを引き継いでいるだけでは意味がなく、単にボランティアのマッチングとボランティアフェスティバルを行うだけでは、本当に目指すところのボランティア団体のプラットホームになり得るのか疑問に思います。立ち上げたときに、個々に活動している団体の横のつながりをもちたいという声に応えるといったもう敵があったはずで、そうなっていない現状を変えていく必要があります。ボランティア立区を名乗る江戸川区なのですから、地域の市民活動を育成していくセンター機能を果たすことを強く要望しますが、いかがですか?

答弁  始まったばかり、今後検討していきたい。

質問  最後に2点すぐにでも改善をお願いしたいことがあります。

以前にも指摘させていただいたが、ボランティア立区をなのる江戸川区のボランティアセンターなのに、グリーンパレスにあることが外からも入口でもわからない。社会福祉協議会も消費者センターも同様ですが、消費者センターは中に入ると大きく表示されています。しかしボランティアセンターは小さい貼紙が壁に貼ってあるだけで、西側の入り口には入ってすぐにあるのに表示すらない。わかるように表示をと以前からお願いしていますが、これについて改善の考えはおありでしょうか?

また、これも以前指摘させていただきましたが、相変わらず、入り口は入りにくい。入っても、まるで、役所のカウンターのように入ってすぐ受付があり、その奥で職員が机を並べて作業をしているのみで、「何かご用ですか?」と聞くこともなく、正直2度と訪ねる気にもならないという声も聞くところ。これもすぐにでも改善していただきたいところですが、どうでしょうか?

答弁  できるところは、改善していきたい。

意見  もっと気軽に立ち寄って、くつろぎながら何かできることはないかとゆっくり探せるような雰囲気を作る、具体的には入ってすぐカウンターというのではなくルイテーブルなどおいてほかの団体がどんなことをしているのかを探せる一覧を見られるとか、チラシをゆっくり読むなどできるスペースを設けることを要望します。