障害者支援ハウスの稼働状況は?

2010年決算特別委員会報告①


江戸川区の歳入は約2370億円、大枠で言って、江戸川区の住民から入る特別区民税が約480億円、ほかは財政調整交付金など国や都からの収入になります。ほかに、使用料や手数料などの歳入もあります。決算特別委員会では、見込み収入として予算化していたものよりも入金が少なかったものについて、質問をしました。

1.障害者支援ハウス使用料について
予算1176万8千円に対して876万4589円の執行

<質問>障害者支援ハウスは、いつも満杯でショートステイなどは思うように利用ができないという声がある。使用料については助成制度があり、障がいの状況によって違いが出てくるので一概に人数で比較できるものではないが、これらの点を踏まえて、執行額が少なかった理由、身体障がい者のショートステイ及び地域支援センターの利用が減った理由、また、この4月から緊急用に確保しているベッド2床の利用状況について質問した。

<答弁>調理室改修のため3週間閉めていたことが理由と思われるが、知的障がい、精神障がいの方に比べて身体障がいの方の利用が少なかったこと、地域支援センターの利用の減少は、よくわからない。今後、分析しなければならないと考える。緊急用ベッドの利用状況は、きちんとした数はわからないが、かなりの利用だと聞いている。

<意見>障がい者の社会参加と地域で暮らすための支援が目的の複合施設なのだから、地域支援センターを含め、利用しやすい環境を整え、社会参加が進むようにしていくべき。