砂場の放射線量測定決定

区環境推進課からの報告

   
江戸川区が区内の砂場のすべてで放射線量の測定をすることを決定しました。
保育園・幼稚園・小・中学校・公園など約500カ所ある砂場すべてについて測定を始めます。

自主的に計測していた区民の方々も、砂場の放射線量が高く出る傾向にあることを心配していたので、区がきちんと計測することを決めたことは朗報です。

もし、線量の数値が高く出るところがあれば(年換算1ミリシーベルト以上)、砂を入れ替えます。回収した砂の保管については、清掃工場の飛灰のように、しっかりと密閉した状態で保管するとのことでした。

約500カ所あるので、業者に委託することにしました。その業者の選定をしなければならないので、計測の開始は8月半ばくらいからを予定しています。順次計測して1ヵ月くらいかかるであろうと予測しています。

区民の方々の自主的な行動が、放射線測定に関して腰の重い江戸川区を動かしています。これからの将来を担う子どもたちのために、今できることはしていくべきです。これまで、誰も経験したことのない低線量の放射能被ばくなのですから、少なくとも、区として、測定した放射線量をデータとしてもつことこそ重要だと考えます。