活動報告いろいろ

船堀駅頭にて活動報告をしました

まず、24日に臨時議会が開かれ、議長、副議長が選挙で決定し、常任委員会や特別委員会、審議会や協議会の委員など、議員の担当が決まりました。
今年度、私は、建設委員会、熟年者支援委員会、子育て・教育力向上特別委員会、財産価格審議会に所属することになりました。

今年は、江戸川区のまちづくりのもとになる「江戸川区 基本計画」や介護保険の見直しや高齢者のための「第5期介護保険事業計画および熟年しあわせ計画」そして障がい者が活き活きと暮らせるようにするための「障害者者計画・第2期障害福祉計画」など区民生活に影響のある計画を策定するための検討の年になります。
所属が決まったそれぞれの委員会において、建設委員会ではまちづくりについて、熟年者支援特別委員会では介護保険や高齢者施策についてなど、住民の意見が反映されるよう、これからもいろいろと意見・提案を述べていきます。

また、福島第一原子力発電所の事故後の放射線の測定について、多くの方から子どもたちへの影響を心配する声が寄せられています。すでに、1ミリシーベルトに変更された限界放射線量の数値について、当初、文科省が4月19日に発表した福島県内の学校の限界放射線量年間20ミリシーベルトについて、とても許容できる数値ではありません。
20ミリシーベルト/年を1時間当たりに直すと3.8マイクロシーベルトになります。もともと18歳未満の労働が禁止されている放射線域での限界放射線量は1時間当たり0.6マイクロシーベルトです。これを見てもわかるように、大人の基準の6倍以上の数値なのです。もともと20ミリシーベルトという数値は国際放射線防護委員会が「このような緊急事態が収束したあとの基準として1〜20ミリシーベルトの範囲が考えられる」としたことが根拠であり、日本医師会もなぜ放射線の影響を受けやすい子どもに、高い方の数値で基準にしたのか、科学的根拠が明確ではない」という声明を出しています。

私たち生活者ネットワークはこれまで化学物質に関して,区の施設の統一基準を提案し実現しました。また、東京都では、ネットの提案により「化学物質子どもガイドライン」が策定されました。江戸川区として、学校、保育園や公園などで、独自に放射線量測定を行なうなど、働きかけていく必要があると考えます。

7月1日には、今期初めての一般質問をする予定です。ご意見・ご提案を江戸川・生活者ネットワークまでお寄せください。